INTERVIEW 2
小椋 達哉おぐら たつや
就職活動時は、会社の成長性を軸にメーカーや広告系、人材会社など、幅広い業界を志望。そのなかでも面接官の人柄に惹かれビーネックステクノロジーズに入社を決意。
先が見えなくても、
とにかく行動する。
結果は後でついてくる。
人の人生に直接関わり、キャリアをサポートする仕事。入社前、人材業界に対して持っていたのは、そんな漠然としたイメージでした。もともと私は、裏方として人を支えることが好きな性格。人材業界に飛び込むことに不安はありませんでした。しかし、入社後、私を待っていたのは、右も左も分からない自分と結果の伸びない日々でした。商談をするお客様の多くは、エンジニア出身の人事の方々。メーカーへの理解やエンジニアのスキルの把握が求められましたが、経験も勉強も乏しかった私は、自社のエンジニアを紹介するどころか、そもそもお客様が話す専門用語についていけませんでした。入社して半年間は、なかなか契約までたどり着けない道のりに悩み、立ち止まってしまったことを今でも憶えています。それでも、2年目になる頃には、少しずつ契約が取れるようになっていきました。それは、周りの先輩と同期のおかげです。相談に乗ってくれ、励ましてくれたということはもちろん、みんなの「前向きさ」が私を変えてくれました。自分も自然とポジティブになり、とにかく行動しよう、前を向いて歩き続けようと意識したことで、先の見えなかった視界に結果という道が拓きはじめたのです。
お客様の想像を超える。
営業の価値はその時発揮される。
その後、経験の幅を広げるため八王子オフィスへ異動。商談にも慣れ、ようやく軌道に乗ってきた2年目の中頃、「人材を紹介する」ことだけが私の役目ではない、この仕事の新たな価値に気づく場面がありました。そう感じるようになったのは、大手メーカーでの案件です。お客様は高いスキルを持つエンジニアを必要としていました。お客様の業務やプロジェクト体制など詳しくお話をお聞きした結果、私がご提案を決めたエンジニアは、文系出身でエンジニアとしてのキャリアも短い、一見するとお客様の要望とは必ずしもマッチしていない方でした。しかし、彼は自分のキャリアに対する成長意欲が高く、それまでの職場でも積極的にスキルを習得し、お客様先で成果を上げた実績もありました。その事実とスキル不足を補って余りある将来性をお客様にお伝えると、最後は私のご提案に納得。就業を開始した後も、彼は着々と実績を上げ、お客様から信頼を得るエンジニアとなりました。
その後、お客様から嬉しいご連絡をいただきました。その内容は、彼を社員として迎えたいということ。もちろん、それは彼が望んでいた夢のひとつ。私たちも喜んで支援させていただくことになりました。お客様の会社の社員となった今も彼と会うことがありますが、お会いするたびに仕事について楽しく話している様子を見ると、自分の選択は間違っていなかったと感じます。私が間に入ることで、エンジニアの夢もお客様の理想も叶えることができる。はたらく人の幸せを生み出す誇りを胸に、私は今日も前を向いて足を運び続けます。