Family Talk 親子対談
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大竹 輝子 さま興味のある分野に挑戦できる、
会社のスタイルが合っていたんだね。 -
2019年入社(前橋工科大学大学院 工学研究科修了)大竹 麟学生時代の専門にとらわれて
選択肢を狭めたくないと思ったんだ。
最初は少し心配だった、派遣エンジニアという働き方。
今は「適材適所で技術を提供する働き方」だと思っています。
麟さん世にまだ出ていないものを誰よりも先に目にすることができ、それを世の中に広めていく——そんなエンジニアの仕事に興味をもち、就職サイトでいろいろと探す中で見つけたのがビーネックステクノロジーズでした。応募したのは、エンジニアとしてあらゆる分野での仕事を経験できると聞いたから。「大学では生物工学を専攻したけれど、将来の選択肢を生物系だけに絞ってしまうのはもったいない」「自動車でも、半導体でも、医療でも、その時に興味のある分野にチャレンジできる環境に身を置きたい」と考えていた私にとって、取引先の業界が多岐にわたるビーネックステクノロジーズでの派遣エンジニアという働き方は、とても魅力的だったんです。
お母様息子は子どもの頃からいろいろなことに興味をもつ子で、自分が「やってみたい」と思ったことに対してとにかく一直線。だから大学で学んだ分野に限らず、本人が興味のあることを仕事にするのが一番だと思います。それに私自身も、文系出身で今は歯科衛生士の仕事をしていますから。学生時代の専門とは異なる分野で働いているあたり、やっぱり親子なんですね(笑)。親としては、本人が好きなことに一生懸命取り組んで、楽しく仕事ができたらそれが一番。本人を信じて応援するだけです。とはいえ、就職が決まった時に「どんな仕事なの?」と聞いて返ってきたのが「派遣エンジニア」の一言だったので、初めのうちは少し心配だったのも事実です。後になって、正社員としてビーネックステクノロジーズに在籍しながら就業先が変わるだけなのだと知って安心しました。今は派遣に対する認識も変わって、「適材適所で企業が求める技術を提供する働き方」だと思っています。そう考えると今の時代にも合っていますし、歯科衛生士として働く私の仕事とも何ら変わらないですよね。
「仕事が楽しくてしょうがない!」
そんな働き方もあるんだって、弟妹たちにも伝わっているはず。
麟さん入社して4年、これまで2社に就業しました。1社目の業務は、半導体の不良解析。電子部品の中にあるナノレベルの不良箇所を見つけ出し、壊れた原因を究明するという微細な作業を求められる仕事です。不良解析を突きつめていくうちに、半導体の製造工程を知る必要性を強く感じるようになり、3年目で会社に異動を希望しました。そして、今年の春から半導体製造装置メーカーに就業し、今は半導体を作る材料に欠陥がないかを調べる半導体検査装置の研究開発に取り組んでいます。半導体業界の技術の進歩は目まぐるしくて、先週やっていたことが今日には古くなっている世界。先端を追いかけて前へ前へと進み続けるところに、エンジニアとして働く醍醐味を感じています。業務に必要となる専門的な知識やスキルは実務の中で学びますが、分野の基礎知識を身に付けるのにはビーネックステクノロジーズの無料で受けられるeラーニングを活用しています。
お母様入社したての頃は余裕がなかったんでしょう、ほとんど連絡がありませんでしたが、2年目くらいから実家にちょくちょく帰ってきて、仕事の話をいろいろ聞かせてくれるようになりました。その様子がすごく楽しそうで。彼は5人兄弟の長男なのですが、弟妹たちは、お兄ちゃんが生き生きと働いている背中を眩しい思いで見ているんじゃないかな。私はどちらかというと生活のために仕事をしてきて、そのこと自体はまったく後悔していませんが、仕事は楽しいのに越したことはありませんから。弟妹たちには、彼のように「仕事が楽しくてしょうがない!」という働き方もあるんだって伝わっていると思います。私も息子が帰ってきた時は、一緒にお酒を飲みながら仕事の話をするのが楽しみになりました。技術者同士わかりあえることもあるし、分野がまったく違うからこそ、息子の話から知らない世界を知ることができるのも楽しいです。楽しすぎるあまり、つい飲みすぎるのが玉に瑕ですが(笑)。
自分の興味の赴くまま進んでいける、
ビーネックステクノロジーズは息子に合っていたんでしょう。
麟さんエンジニアの仕事は、想像以上に面白いです。入社時は、まさか自分が解析や研究開発にこんなに夢中になるとは思ってもみませんでした。今は検査装置の性能を少しでも上げることを目標にしていて、そのために必要な勉強がまた山ほどあるんです。ビーネックステクノロジーズの研修制度で良いなと思うのは、決して強制はしないけれど、学びたいと思った時に最適なサポートが充実しているところ。自分で必要な学びを取捨選択できるから、とても助かっています。それにビーネックステクノロジーズのエンジニア数はとても多く、私の就業先にも何名かいて、同じ会社というつながりから職場での人間関係を築きやすいのもうれしいです。先のことはまだわかりませんが、ビーネックステクノロジーズならどんな分野にも挑戦できるし、どこへ行っても勉強を重ね、技術を身に付けていくだけ。そのための力を今までちゃんと身に付けてきたから不安はないし、むしろワクワクします。
お母様私も歯科衛生士としていち技術者だからわかりますが、技術の世界は常に勉強していないと、すぐついていけなくなりますよね。歯磨き1つとっても、新しいエビデンスが次々に出てきますから。私も“一生勉強”というつもりで日々学んでいます。それが自分の好きなことなら、より積極的に学んで成長していけるのが良いですよね。息子がまさにそう。自分の興味の赴くままに成長の場を選べるビーネックステクノロジーズは、彼に合っていたんでしょう。これからは息子が、次の世代を導いていけるようなエンジニアになっていけると良いなと思っています。入社して4年、気持ちも余裕が出てきたのかな。今年の冬は、また一緒にスノボに行けると良いね!
取材日2022.11.10