私の主な仕事は、開発段階のクルマの電動パワーステアリングに使用されるモータの性能評価です。具体的には、モータの挙動が規格内か、異常が発生したときに仕様通りに動作しているかのチェックなど。専用の測定機器を使用しながら、モータの基板に組み込まれた回路を確認します。
大学時代は電気電子工学を専攻。電気の回路やそれに関連する公式を勉強し、ときには実際に部品を組んで実験していたこともありました。今、担当しているモータ性能評価の業務は、大学時代に学んだ内容を活かせると思い、とても興味をもちましたね。
大手自動車部品メーカーで、電動パワーステアリングモータの実験・試験を担当している遠藤さん。強みのロジカルシンキングで作業を効率化、実験についての理解度も深めています。
私の主な仕事は、開発段階のクルマの電動パワーステアリングに使用されるモータの性能評価です。具体的には、モータの挙動が規格内か、異常が発生したときに仕様通りに動作しているかのチェックなど。専用の測定機器を使用しながら、モータの基板に組み込まれた回路を確認します。
大学時代は電気電子工学を専攻。電気の回路やそれに関連する公式を勉強し、ときには実際に部品を組んで実験していたこともありました。今、担当しているモータ性能評価の業務は、大学時代に学んだ内容を活かせると思い、とても興味をもちましたね。
1つの実験にかかる期間はおよそ1〜3カ月程度。試験計画書をもとに、まずチームリーダーが担当者を割り振ります。その後は試験の段取りを決めて、装置や計測器の準備、実際の試験を行い、データを取って分析したのち、結果を提出するというのが一連の流れです。
最初に担当した業務は、モータの異常動作実験。運転者がさまざまな条件でハンドル操作をした際にモータがきちんと作動するかどうかを実験しました。次に担当したのは、車載バッテリーが電力遮断された場合の異常動作についてです。電子回路は異常な電圧に弱く、静電気などにより一瞬パチっとなっただけで壊れてしまうこともあるのですが、そうした不具合で生じたハンドルの誤作動は事故につながりかねません。静電気と言えど、私たちの命につながる大事な実験です。
ほかにも、雨や水しぶき、雪、埃などの各環境における実験、電磁波や振動の実験など、8年の間に任せてもらえる仕事の幅がぐっと広がりました。今では就業先の社員の方に質問されることも増え、入社したての頃より頼ってもらえている実感があります。また、実験データをさまざまな視点から検証し、その考察を伝える力も身に付きました。仕事を通じて自分に自信がもてるようになり、やりがいにもつながっていますね。
私はもともと数学や、物事をロジカルに考えることが好きで、これは試験業務の効率化にも役立っています。例えば、Excelのマクロを活用した業務の自動化。これまで試験の結果はCSVというテキストファイルで出てきたものを手作業でExcelのチェックシートにコピー&ペーストしていましたが、マクロで記録することにより自動で行えるようにしました。こうした少しの工夫が工数削減やミス防止につながり、上司や同僚にも喜んでもらえています。
物事を体系的にとらえ筋道を立てて答えを導き出すことって、楽しいんですよね。実は私は料理やお菓子作りも好きなのですが、おいしい料理には理由があるんです。火の通りやすい具材の切り方、調味料の入れる順番など全部に理由がある。とてもロジカルですよね。今振り返れば、エンジニアの仕事って、自分に向いているのかも。トライ&エラーを繰り返しながら答えを導き出していく、こんな面白い仕事って、ほかにないのかもしれません。
就職活動を進めるうえで重要なのは、自己理解を深めることだと思います。何か1つでも興味を惹かれることがあったら、「やる」と決めて、まずはチャレンジしてみてください。また、エンジニアの業務を理解するために論理的思考力、Excelの知識、余力があれば物理・数学などの基礎学力を上げておくのも良いと思います。そうして就職後、エンジニアとして実際にいろいろな業務に挑戦する中で、自分自身の強みを見つけていけると良いですね。
「成長したい」の一心で
続けてきたからこそ感じる
クルマの進化に携わる喜び。
自ら挑戦することでひらけた
設計エンジニアとしてのキャリア。
エンジニアの働く環境を改善したい
変えるチャンスがここにあると
思った。
パソコン操作もイチから習得
どんな分野にでも挑戦できる
環境がある。
学び、経験してきたすべてが活きてくる。
エンジニアだからこその成長と
モチベーション。
思い切って飛び込んでみた半導体の世界。
この先何年も学び続けていきたい
分野が見つかった。
さまざまなことに挑戦し、世界を
広げる中で、究めていきたい
「自分の道」を見つけることが
できた。
いろいろな企業で経験を積み
エンジニアとして幅を広げられると
思った。
「成長したい」の一心で
続けてきたからこそ感じる
クルマの進化に携わる喜び。
文系からでも、エンジニアとして
自分の望む働き方ができると思った。
試行錯誤を続けて形になる
ものづくりへの
「好き」な気持ちがあれば成長できる。
わからないことを素直に聞いて
学ぶ姿勢が大切
ビーネックステクノロジーズの
サポート体制に背中を押された。
いろいろな企業で経験を積み
エンジニアとして幅を広げられると
思った。
「やってみないとわからない」で
エンジニアへ。
家庭と仕事、どちらも大切にしながら
キャリアを築きたい。
「ワクワクする」仕事を選んだら、
自分に自信がもてるようになった
パソコン操作もイチから習得
どんな分野にでも挑戦できる
環境がある。
さまざまなことに挑戦し、世界を
広げる中で、究めていきたい
「自分の道」を見つけることが
できた。
「成長したい」の一心で
続けてきたからこそ感じる
クルマの進化に携わる喜び。
パソコン操作もイチから習得
どんな分野にでも挑戦できる
環境がある。
エンジニアとして幅広い技術と
知識を身に付けるために
選択肢の多さが魅力だった。
やりたいことが漠然としていても安心
ライフスタイルを含めて
最適な選択肢を提示してくれた。
思い切って飛び込んでみた半導体の世界。
この先何年も学び続けていきたい
分野が見つかった。