物心ついたころからゲームが大好きで、将来の夢はゲームクリエイターでした。ゲームを作るにはプログラミングが必須だと知り、大学は理工学部ソフトウェア工学科に進学。しかしプログラミングを勉強するうちに、ソフトウェア開発エンジニアとしてキャリアを積んでいきたいと考えるようになりました。
念願だったゲーム作りはサークルで実現できたので、そこで満たされたのかもしれません。就活を始めるときには、「ゲームは趣味で作っていければ良いかな」と思っていましたね。
ビーネックステクノロジーズへの入社の決め手は、説明会で出会った採用担当者でした。就活がうまくいかずに悩んでいたときにとても親身に相談に乗ってくれ、仕事選びのさまざまな視点を提示してくれました。
業界や職種という軸だけではなく、「実家の近くで働くという仕事の選び方もあるよ」などと、僕がどういう働き方をするのが幸せなのかを一緒に考えてくれた。就活の段階で、いち学生に対し、こんなに踏み込んで話をしてくれることに感動しました。
「ここなら、自分に合った働き方を見つけられるんじゃないか」と思いましたね。
入社後に配属になったのは、実家から徒歩20分で行ける大手電機メーカーの情報技術部でした。偶然の巡り合わせでしたが、就活中にいただいたアドバイスが現実になってびっくり。家族は「実家から通えるなんてラッキーだね」と歓迎していました。
そこで、業務システムのテスト業務を担当しています。扱っているのは、取引先(メーカー)が製品を販売する際に使う販売支援システム。メーカー側が作成した仕様書をもとに開発担当がシステムを完成させ、僕は、それが正しく動くかをチェックします。
まずは仕様書を読み込み、どんな操作を確認すべきか「チェックリスト」を作成。「この数字を入力したときに、正しく計算されるか」「クリックするボタンが正しい位置に配置されているか」「資料を出力する際、正しい文言が正しい位置に入っているか」などさまざまな観点から細かなチェック項目を洗い出し、一つひとつ操作を確認していきます。
仕様書の内容で不明な点があればすぐにメーカー側に確認し、アウトプットに不備があれば開発担当者に報告するなど、密なコミュニケーションは欠かせません。製品販売の現場で活用するシステムなので、不備があっては大変です。わからないことは先輩エンジニアに聞いて、その場で解決することを徹底しています。
チェック中に不備がわかれば「自分のところで見つけられて良かった」と思えますし、改善されて無事システムを送り出せたときは、ほっと一息つける瞬間。チームで連携して完成した!といううれしさがあります。
配属されているグループは、配属先企業の社員さんからほかの派遣会社のメンバーまで、バックグラウンドの異なるエンジニア8人で構成されています。ビーネックステクノロジーズのエンジニアは僕1人ですが、雇用形態や所属先企業の垣根を越えて、みんなとてもオープンでフラット。入社したてのころは開発アシスタントなどサポート業務につきながら仕事を覚えていきましたが、先輩エンジニアはみんなとても丁寧に教えてくれました。また、歓送迎会や忘年会など社内行事にも分け隔てなく参加でき、人脈を広げられるのも良い環境だなと思います。
今後の目標は、まずはテスト業務でシステム全体を俯瞰して見られるような知識や経験を身に付けること。そして今後は、ソフトウェア開発・設計業務など、いちからものづくりに携われるような仕事に就きたいと思っています。
ビーネックステクノロジーズは選べる仕事の幅が広く、営業担当(コーディネーター)とも「こんなことに挑戦したい」と気軽に話すことができます。eラーニングの種類も豊富で「こんなエンジニアになりたいから、今はこのスキルを学んでみよう」などと主体的に動ける。自分のキャリアについて考える機会が多いのは、ビーネックステクノロジーズならではだと思います。