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  • 2025/03/26

自動車製造業の仕事内容とは?向いている人の特徴や未経験から転職した人の声を紹介

「自動車製造業の仕事内容は?」「どんなスキルが求められる?」「向いている人の特徴は?」そんなお悩みを感じてはいませんか。

自動車製造業では、開発・設計や実験・評価、生産技術・製造技術など、幅広い業務に携われます。しかし、実際に未経験者はどのように仕事に取り組んでいるのか気になる人もいるでしょう。

この記事では、自動車製造業の仕事内容や実際に転職した人の声、やりがいについて解説します。未経験から自動車製造業への転職を考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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自動車製造業の仕事内容

自動車製造業の主な仕事内容は、以下のとおりです。

  1. 開発・設計
  2. 実験・評価
  3. 生産技術・製造技術

自動車製造業の仕事内容を理解することで、転職してからのミスマッチを防げるでしょう。

1.開発・設計

開発と設計は、市場調査から得られた消費者ニーズや最新技術動向を踏まえて、車両や部品の構想を練る工程です。

製造コストや生産性を考慮したうえで、CADソフトを使用した詳細設計図の作成や、既存モデルの軽量化・燃費向上・安全性能強化などの改良に取り組みます。また、設計工程は、基本設計と詳細設計に分かれているのも特徴です。

  • 基本設計:使用する部品を決定
  • 詳細設計:全体の形をデザイン・設計

安全に直結する工程のため、責任は大きいですが、やりがいも感じやすいでしょう。

<プロジェクト例>

  • ボデー部品のCADオペレーター
  • エンジン部品のモデリング
  • 電気自動車用モータの設計

開発・設計の詳しい仕事内容については、こちらの記事もご覧ください

関連記事:機械設計は未経験者には難しい?転職を成功させる4つのポイントや必要な知識・スキルを紹介

2.実験・評価

実験・評価は、設計された自動車が実際に安全かつ効率的に機能するかを確認する工程です。設計段階で作成された3Dモデルをもとにプロトタイプ(試作車)を製作し、以下のようなさまざまなテストを実施します。

テストの種類詳細
衝突試験・さまざまな角度や速度での衝突をシミュレートする
・乗員や歩行者の安全性を評価する
空力試験・風洞装置を用いて車体の空気抵抗を測定する
・燃費性能や高速安定性を検証する
テスト走行・極寒地や熱帯地域などの異なる気候条件下での性能を確認する

テストコースやエンジンベンチを使用してデータを収集し、分析することで設計上の問題点や改善点を洗い出していきます。人命に関わる開発であるため、不具合や問題が完全に解消されるまでテストと開発を繰り返さなければなりません。

<プロジェクト例>

  • ダミー人形を載せた自動車の衝突安全性能実験
  • 電気自動車のテストドライバー
  • ドライブレコーダーの性能評価
  • エンジンの耐久試験

実験・評価の詳しい仕事内容については、こちらの記事もご覧ください

関連記事:テストエンジニアは未経験でも転職できる?仕事内容や必要なスキル、転職者の声を紹介

3.生産技術・製造技術

生産技術・製造技術は、低コスト・短納期・高品質を維持できる生産ラインの設計をする工程です。生産効率を最大化しながら作業者の負担を軽減するために、各工程の順序や作業時間の設定、必要な設備や人員配置の計画立案に取り組みます。

また、製造過程の各段階で品質チェックポイントを設定し、一定の品質基準を満たす製品を安定して生産できる体制を構築するのも役割の1つです。昨今では、電気自動車や自動運転技術などの新技術開発にも注力しているので、ものづくりの最前線で最新技術に触れながらスキルを身に付けられるでしょう。

<プロジェクト例>

  • 走行テスト用エンジンの組み立て・分解
  • NC旋盤の機械加工、三次元測定器による品質検査
  • 自動車部品の生産管理

生産技術・製造技術の詳しい仕事内容については、こちらの記事もご覧ください

関連記事:ものづくりの仕事は未経験でも転職可能?主な職種や実際に転職した人の声を紹介

製造業に向いている人の3つの特徴

製造業に向いている人の特徴は以下の3つです。

  1. ものづくりが好きな人
  2. 細かい作業が得意な人
  3. 専門的な知識を身に付けたい人

向いている人の特徴に当てはまれば、未経験でも自動車製造業での活躍が期待できるでしょう。

製造業に向いている人については、こちらの記事もご覧ください。
製造業に向いている人の6つの特徴!未経験で転職した人の声や働くやりがいを紹介

1.ものづくりが好きな人

製造業は、何もないところから新しい価値を創造する仕事であるため、何かを作り上げるのが好きな人に向いています。製造業では、新製品のアイデア出しから、実際の製品が完成するまでの一連のプロセスに携われるのも魅力の1つです。

製品を生み出すまでには数多くの課題が立ちはだかりますが、ものづくりが好きな人であれば、困難を乗り越えていく過程も楽しめるでしょう。

2.細かい作業が得意な人

製造業の現場は、細かい作業を繰り返す必要があります。そのため、細かい作業が得意な人や一定のリズムで作業を続けることに安定感を見出せる人が活躍しやすいでしょう。

また、頻繁なコミュニケーションを必要としない工程も多いので、集中して作業に取り組める環境なのも特徴です。ただし、工程ごとにチーム化されている場合はリーダーの指示に従う必要があるため、同僚との協力が欠かせません。

3.専門的な知識を身に付けたい人

日々新しい技術が生まれている自動車製造業では、最先端の知見に触れながら専門性を高められるのが魅力の1つです。新しい製造方法の習得や最新の設計ツールの活用など、実務を通じて着実にスキルを身に付けられます。

習得した専門知識は、企業の枠を超えて通用するスキルになるため、将来のキャリアパスの選択肢も広げられるでしょう。

未経験から自動車製造業に転職した人の声

未経験から自動車製造業に転職した人の声を紹介します。

  • 1社で8年。自動車用モータの実験エンジニアとして、スキルを磨き続けたい。
  • ずっと第一線で、自動車用ECU制御開発に携われる喜び。
  • 気負わず楽しく「学ぶ」ことが、成長の原動力。

実際に未経験から転職した人の声を知ることで、安心して自動車製造業の仕事に挑戦できるでしょう。

1社で8年。自動車用モータの実験エンジニアとして、スキルを磨き続けたい。

遠藤さんは、大学で電気系を専攻し、現在は大手自動車部品メーカーで電動パワーステアリングモータの実験・試験を担当しています。モータの異常動作実験や車載バッテリー電力遮断時の動作確認・各種環境試験など、さまざまな実験に取り組んできました。

また、ロジカルシンキングを得意とする遠藤さんは、Excelマクロを活用した業務自動化など効率化にも貢献しています。8年間同じ職場でキャリアを積み続けたことで、多角的な視点からデータを検証・考察する力が身に付き、更なる成長を続けています。

詳しいインタビュー内容は以下の記事からご覧ください。
1社で8年。自動車用モータの実験エンジニアとして、スキルを磨き続けたい

ずっと第一線で、自動車用ECU制御開発に携われる喜び。

大庭さんは、電気電子工学を専攻後、約19年間自動車の電子制御装置「ECU」開発に携わっています。専門的なスキルを身に付けたいという思いから、ソフトウェア開発の道を選びました。

現在はECUの一機能である「ダイアグ」という車両故障診断ツールの仕様検討・詳細設計を担当し、法規・規格要件の確認や関連部署からの情報収集・分析などに取り組んでいます。今後は英語力も磨き、ダイアグの法規や規格への理解を深め、より良い提案ができるよう成長を続けたいと語っています。

詳しいインタビュー内容は以下の記事からご覧ください。
ずっと第一線で、自動車用ECU制御開発に携われる喜び。

気負わず楽しく「学ぶ」ことが、成長の原動力。

鈴木さんは、2020年に新卒入社し、大手自動車メーカーのハイブリッド車用モータ開発チームに配属されました。未経験からのスタートでありながら、入社3年目で配線仕様設計の現場責任者に抜擢され、2022年に優秀賞を受賞しています。

入社1年目は自動車やモータの知識がなく、先輩から基礎を学んでいましたが、2年目からは本格的に配線仕様設計を担当し、チームメンバーへのCAD教育にも取り組むようになりました。「もっと知りたい」という探究心と、尊敬できる先輩の存在が成長の原動力となっていると語っています。

詳しいインタビュー内容は以下の記事からご覧ください。
気負わず楽しく「学ぶ」ことが、成長の原動力。

未経験から自動車製造業を目指すならエンジニアに強い転職サイトがおすすめ

未経験から自動車製造業を目指すなら、エンジニアに強い転職サイトの利用がおすすめです。一般的な求人サイトでは自動車製造業のような専門職の募集は限られているので、希望する条件の企業を見つけにくいでしょう。

ビーネックステクノロジーズが運営する「NEXT ENGINEER」なら、機械や電気・IT領域に特化した全国の求人を9,000件以上掲載しています。2,000種以上の研修講座や200種以上の資格取得サポートも提供しているため、スキルアップにも挑戦しやすいでしょう。
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ビーネックステクノロジーズなら、各種基礎研修でものづくりを基礎から学べる

ビーネックステクノロジーズでは、完全未経験者を対象としたさまざまな研修プログラムを用意しています。基礎を身に付けたうえで仕事を始められるので、未経験者でも安心です。

主な研修プログラムは、以下のとおりです。

研修主な内容
機電研修           ・10日間でものづくりの基礎が学べる
・機械加工の基礎、材料力学、機械力学、半導体の製造プロセス、電気基礎、Excelなど
・ドライバーやスパナなど一般工具の適正な使い方、機械図面の読み方、卓上CNC旋盤の組み立てなどの機械基礎
・電気配線方法、結線、電圧測定器による計測など電気基礎
セミコン研修・1カ月間で半導体や半導体製造装置の基礎が学べる
・半導体とは何かという基礎知識から、研修センターにある半導体製造装置を使って装置構造やメンテナンス方法を学習できる
C言語マイコン研修・約1〜2カ月間のオンライン研修でプログラミング言語の基礎であるC言語が学べる
・C言語の基礎やプログラミング方法から、マイコンキットを用いた制御開発研修で実際にファンを回したり、LEDランプを点灯させたり、実践的な開発に沿った形で学習できる

学習・研修制度の詳細はこちら

自動車製造業に求められる知識・スキル

自動車製造業に求められる知識やスキルは、以下のとおりです。

  1. 機械工学に関する知識
  2. CADを扱うスキル
  3. プログラミングスキル

未経験者は、職種に合わせて一つひとつのスキルを確実に習得しておくと良いでしょう。

1.機械工学に関する知識

自動車製造業では、以下のような機械工学の知識が重要です。

種類詳細
機械工学・自動車の構造や性能を理解し、適切な設計ができるようになる
自動車工学・機械工学を中心に自動車の構造やデザイン、エンジンについて学べる
・開発・設計から整備までを学べ、実習を受けることも可能
電気・電子工学・制御系やモータに関する専門性を高めるために必要
航空宇宙工学・自動車と共通する技術が多く、応用力を身に付けられる

自動車製造業では、エンジンやトランスミッションに関する専門的な理解が欠かせません。

基礎から応用まで幅広く学ぶことで、製品開発のさまざまな段階で貢献できるようになるでしょう。

2.CADを扱うスキル

CADは、コンピューターを利用してした精度の高い図面を作成するツールです。CADを使いこなせるようになることで、回路図や基盤図の作成・回路のシミュレーションまでできるようになります。

主に使用されるCADソフトは、以下のとおりです。

CADの種類内容
CATIA V5航空宇宙、自動車、機械業界、造船などで広く使用される高度な3次元CADソフトウェア
NX自動車、精密機器、家電をはじめ幅広い分野で利用される統合型CAD/CAM/CAEソフトウェア
AutoCAD機械設計、建築設計など広く利用される2次元および3次元CADソフトウェア
SolidWorks統合設計、解析、データ管理機能を備えている機械設計向けの3次元CADソフトウェア
Creo製品設計、シミュレーション、製造などに利用でき、さまざまな産業で使用される3次元CADソフトウェア

特に、設計や開発の職種においては、欠かせないスキルなので、しっかりと身に付けておくのが重要です。一般社団法人コンピュータ教育振興協会が実施するCAD利用技術者資格の取得を目指せば、未経験者でもCADの知識や技術を客観的にアピールできるでしょう。

3.プログラミングスキル

自動車製造業では、自動運転システムやAI技術の急速な進展に伴い、プログラミングスキルの重要性が高まっています。主に使用されるプログラミング言語は、以下のとおりです。

プログラミング言語詳細
C言語・組込み開発で最も使用頻度が高い言語
・メモリ効率や処理速度に優れ、ハードウェア制御に適している
C++・C言語から派生したプログラミング言語
・オブジェクト指向を取り入れている
Java・汎用性が高い
・メモリ管理をJVMが行うため開発効率が良い
Python・高水準言語でコードが簡潔
・開発効率が高い

プログラミングスキルを習得することで、自動車製造業のキャリアの幅を広げやすいでしょう。

自動車製造業に活かせる3つの資格

自動車製造業に活かせる資格は、以下の3つです。

  1. 自動車整備士
  2. CAD利用技術者資格
  3. 品質管理検定

未経験者でも資格を取得することで、知識やスキルをアピールできるでしょう。

1.自動車整備士

自動車整備士は、車両の点検・整備・修理に関する専門知識と技術を証明する国家資格です。1級・2級・3級・特殊の区分に分かれており、それぞれ扱える車両や作業範囲が異なります。

エンジンやトランスミッション・電装系統など、車両の各部分がどのように機能し、連携しているかを学べるため、設計や開発の現場でも活用しやすいでしょう。特に未経験者にとっては、機械工学の基礎知識を実践的に習得できるのもメリットの1つです。

※参照:国土交通省「自動車:試験の内容について

2.CAD利用技術者資格

CAD利用技術者資格は、設計現場で必須となるCADソフトの操作スキルを証明できる資格です。2次元CADと3次元CADの2種類に分かれており、それぞれの技術レベルに応じた認定を受けられます。

種類対象者試験内容
2次元CAD利用技術者試験 (1級・2級・基礎)1級2級または1級有資格者公式ガイドブックに準拠
※機械/建築/トレースから分野を選択
・CAD/製図/平面図などに関する基礎知識
・実技試験
2級不問公式ガイドブックに準拠
・CAD/製図/平面図などに関する基礎知識
基礎不問公式ガイドブックに準拠
・CAD/製図/図形などに関する基礎知識
3次元CAD利用技術者試験 (1級・準1級・2級)1級準1級・2級有資格者公式ガイドブックに準拠
・CAD操作/二次元図面からの作図
・モデリング作成
準1級2級有資格者公式ガイドブックに準拠
・CAD操作/二次元図面からの作図
2級不問公式ガイドブックに準拠
・CAD/モデリング/ネットワークなどに関する基礎知識

※参照:CAD利用技術者試験

CADを扱うスキルは自動車業界だけでなく、製造業全般で求められる技術であるため、挑戦してみると良いでしょう。

3.品質管理検

品質管理検定は、自動車製造業における品質管理の知識と実践力を証明する資格です。4級から1級までのレベル別に構成されており、自動車製造業で求められる品質への厳格な姿勢を身に付けられます。

求められる知識試験内容
1級・組織内の品質管理活動のリーダーとして、問題解決を主導できるレベル
・専門的問題への解決の筋道を立てられる
・一次試験(手法分野・実践分野)
・二次試験(論述)
準1級・1級と同様の知識を有し、活用方法を理解しているレベル一次試験のみ(手法分野・実践分野)
2級・QC七つ道具等の統計的手法を活用し、自立的に問題解決や改善活動ができるレベル統計的手法の活用、実験計画法、抜取検査など基本事項の理解度確認
3級・QC七つ道具の作り方
・使い方を理解し、支援を受けながら問題解決ができるレベル
QC七つ道具の利用、QC的考え方、管理と改善の進め方など
4級・社会人として最低限知っておくべき品質管理の基本用語や仕事の進め方を理解しているレベル品質管理、改善、工程、検査、標準化、QC七つ道具など企業活動の基本常識

品質管理の基礎から応用までを体系的に学べるため、未経験者でも品質に対する意識の高さをアピールできるでしょう。また、資格を取得する際には、統計的手法や問題解決アプローチなども身に付けられるので、製品開発や製造プロセスの改善などに役立てられます。

※日本規格協会グループ「QC検定

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自動車製造業では、幅広い業務に携わる一方で、将来性が期待されていることから未経験で活躍している人も数多くいます。未経験者の場合は、自動車整備士のような資格を取得しておくことで、スキルを客観的にアピールしやすくなるでしょう。

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