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  • 2024/06/04

ものづくりの仕事は未経験でも転職可能?主な職種や実際に転職した人の声を紹介

ものづくりの仕事には興味があるけど、「未経験で転職できるか不安」「自分に向いているかわからない」と感じてはいませんか?

ものづくりの仕事内容は自動車や航空機、半導体、ロボットなどの機械・機器や部品の組み立て、調整、機械加工、メンテナンスであり、未経験でも転職可能です。

この記事では、ものづくりエンジニアの仕事内容や実際に転職した人の声、必要なスキル、転職を成功させるポイントについて解説します。未経験での転職を考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ものづくりの仕事は未経験でも転職できる?

ものづくりの仕事は業務内容によっては、未経験からでも転職できます。現場で仕事を始める前に研修を実施する企業も多いため、イチからスキルを身に付けたい人にもおすすめです。

「子どもの頃にプラモデルづくりが好きだった」「DIYを趣味にしている」など、ものづくりが好きだという気持ちがある方は、未経験だから難しいだろうと決めつけず、ぜひ挑戦してみましょう。

ビーネックステクノロジーズでは未経験エンジニアの転職を手厚くサポートしていますので、興味がある方は以下からエントリーしてみてくださいね。
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ものづくりエンジニアの将来性

近年のAIの発展に伴い「ものづくりエンジニア」への不安がある方もいるでしょう。しかし、いくらAIが進化しているからと言って、以下のような仕事は人間が行う必要があります。

  • 製品のアイデアを考える
  • ロボットやAIの制御
  • 不具合の修正・修理
  • 人と人の情報伝達

将来的にはAIを活用して仕事をすることも想定されますが、正しい知識や技術をもつエンジニアの品質管理の重要性も高まるでしょう。ものづくりは世の中の製品作りには切っても切り離せないことであり、今後も必要とされる仕事と言えます。

ものづくりの仕事内容

ものづくりの仕事内容は主に自動車や航空機、半導体、ロボットなどの機械・機器や部品の組み立て、調整、機械加工、メンテナンスです。
具体例を挙げると以下のような仕事があります。

  • レース用エンジンの組み立て
  • 半導体検査装置の組み立て・調整
  • 産業用ロボットの動作テスト
  • 医療用ロボットの立上げ・調整
  • パソコン周辺機器(ハードウェア)の組み立て
  • カメラ用レンズの組み立て・調整

仕事内容だけ見ると難しく感じるかもしれないですが、研修を通じて業務のイメージをつかみ、実務で少しずつ実績を積む事もできるので安心してくださいね。

ものづくりエンジニアの主な職種

ビーネックステクノロジーズの「ものづくりエンジニア」には主に2つの職種があります。

  • 生産技術
  • 製造技術

職種名からもイメージできるように、製品や部品を造る技術のことを指しています。具体的にそれぞれの違いについて確認していきましょう。

生産技術

生産技術とは、工場全体の生産ラインに関わり、良質な製品を大量に生産するための方法を考え、実行する仕事です。

具体的には、設計部門が設計した製品や部品を大量に作るためには「どんな設備、人員」が必要かを計画します。安全で効率的かつ、コストを抑えて製品を作れるようにすることが求められます。

ただし未経験から行う業務は、量産に向けた「設備の動作テスト」や「試作部品の測定」などサポート業務からになります。

製造技術

製造技術とは、効率的で安全に製品を作るための仕事です。
具体的には製造する際の作業手順や方法、設備や装置の組み立てや調整、トラブル対応をします。

実際に未経験で行う業務としては「半導体検査装置の組み立て・調整」、動作に異常がないか確認する「ロボットの動作テスト・メンテナンス」などがメインです。

ものづくりエンジニアの経験を活かして挑戦できる職種

ものづくりエンジニアの経験を活かすことで、以下の職種にも挑戦できます。

  • 機械設計補助
  • 実験・評価

ものづくりの業界でキャリアを考えているなら、今後のプランの1つとして覚えておくと良いでしょう。

機械設計補助

機械設計とは、機械が動く仕組みを作る仕事です。スマートフォンや自動車、航空機、ロボットなど、世の中にある製品のあらゆるものを設計しています。未経験者の場合は、CADを使用した設計変更など補助的な図面作成から開始します。

具体例を挙げると以下のような仕事があります。

  • 電気自動車用モータの設計補助
  • 半導体搬送装置の設計補助
  • 医療用ロボット用部品のモデリング
  • 家庭用エアコンのCADオペレーター
  • スマートフォン部品のCADオペレーター

CADオペレーターとは、CADソフトを操作して製品の設計図を作る仕事です。製品を作るのには大きな費用がかかるため、事前に設計図で「材料の見積り」や「完成品のすり合わせ」などを行います。

具体的な仕事内容については、以下の記事で紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
機械設計は未経験者には難しい?転職を成功させる4つのポイントや必要な知識・スキルを紹介

実験・評価

実験・評価とは、自動車・航空機・半導体・ロボット・家電などリリース前の新製品の安全性・機能性を評価する仕事です。

具体例を挙げると以下のような仕事があります。

  • ダミー人形を載せた衝突実験
  • 新型車のテストドライバー
  • 医療用ロボットの動作テスト
  • 産業用ロボットコントローラーの電気特性評価
  • スマートフォンの衝撃・落下テスト

実験準備から実際に実験を行い、テスト結果を設計や開発部門にフィードバックします。機能の基準値をクリアするまで実験は続くので、製品と向き合う忍耐力も必要です。

具体的な仕事内容や必要なスキルについて、以下の記事で紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
テストエンジニアは未経験でも転職できる?仕事内容や必要なスキル、転職者の声を紹介

未経験からものづくりエンジニアに転職した人の声

実際に未経験者から「ものづくりエンジニア」への転職を成功させた人のインタビューを紹介します。

  1. 製造技術|保育士時代のコミュニケーションスキルを活かして、自分らしいエンジニアに。
  2. 製造技術|一歩踏み出せば感じる巨大なプラモデルづくりの楽しさ。
  3. 製造技術|飲食店で培ったコミュニケーション能力を活かして。

未経験という理由で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①製造技術|保育士時代のコミュニケーションスキルを活かして、自分らしいエンジニアに。

橋本さんは保育士として6年間勤務した後、「保育園の外の世界を見たい」と考え、「未経験でもできるエンジニア職」に強く惹かれビーネックステクノロジーズに入社しました。

現在は、半導体製造装置メーカーで部品の受注管理や技術サポートを担当しており、新しい業務に日々ワクワクしているそうです。保育士時代に培ったコミュニケーション力が活かされており、良好な人間関係を築きながら楽しく働いています。

今後の目標として「装置の知識をもっと深めたい」という想いで日々お仕事をされているとのことでした。

詳しいインタビュー内容は以下の記事からご覧ください。
保育士時代のコミュニケーションスキルを活かして、自分らしいエンジニアに。

②製造技術|一歩踏み出せば感じる“巨大なプラモデル”づくりの楽しさ。

菅家さんはメガネ販売スタッフとして働いていました。契約社員だったため、安定した職に就きたいと転職活動を始め「モノづくりが好きだったこと」を思い出し、ビーネックステクノロジーズに入社しました。

現在は半導体製造装置メーカーで装置の組み立て業務を担当しています。装置の組み立ては「巨大なプラモデル」のようで、形になる過程が楽しいそうです。

精密機械の組み立ては難しい面もありますが、装置が完成した時の達成感は格別であり、職場の先輩のようにマイ工具を使いこなせるようになりたいと感じています。

今後は「配電図や配管図、電気系部品の知識を深めること」を目指しています。自主学習や資格取得を通じて、さらにスキルアップを図り、将来の選択肢を広げていきたいと考えているとのことでした。

詳しいインタビュー内容は以下の記事からご覧ください。
一歩踏み出せば感じる“巨大なプラモデル”づくりの楽しさ。

③製造技術|飲食店で培ったコミュニケーション能力を活かして。

佐藤さんは焼肉店の副店長としてシフト管理や発注などの業務を担当していました。しかし、給与の安定や「地元を出ていろいろなことを経験したい」という思いから、ビーネックステクノロジーズに入社しました。

現在は、水処理設備の工事管理・メンテナンスを担当しています。設備トラブルの解決計画を立て、工事業者と連携しながら修理を進める業務です。

工事業者とのコミュニケーションや報告書の作成など、前職で培ったスキルが活かされています。専門知識が不足しているため、視野を広く持ち「伝える力」を重視して業務に取り組んでいます。

直近の目標は、今の業務をスムーズに行えるようになることで、今後エンジニアとしてスキルの幅を広げたいとのことでした。

詳しいインタビュー内容は以下の記事からご覧ください。
飲食店で培ったコミュニケーション能力を活かして。

ものづくりエンジニアへの未経験転職を成功させる3つのポイント

未経験からものづくりエンジニアへの転職を成功するには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

1.未経験者歓迎の求人に応募する
2.知識・スキル・資格で自己アピールする
3.ものづくりエンジニアに強い転職サイトを利用する

ポイントを押さえて、ものづくりエンジニアのキャリアをスタートさせましょう。

1.未経験者歓迎の求人に応募する

ものづくり未経験者は、まずは未経験可の求人を探して応募しましょう。ものづくりの仕事内容の幅は広いので「製品や部品の組み立て、調整、機械加工、メンテナンス」など、多くの求人が見つかるはずです。

企業によって扱う製品は大きく異なるため、やってみたい製品が明確であれば、しっかりと求人内容を確認して応募しましょう。

2.知識・スキル・資格で自己アピールする

同じ未経験者の応募があった場合、企業側で判断するポイントに「知識・スキル・資格」は必ず入っています。

選考で有利になる以外にも、ものづくり業界への熱意のアピールにも繋がるため、何か記載できることがあれば自己アピールしてみましょう。

3.ものづくりエンジニアに強い転職サイトを利用する

ものづくりエンジニアに強い転職サイトを利用することで、効率良く求人を探せるでしょう。ビーネックステクノロジーズなら、大手メーカーを中心に1,080社以上との取引があり、全国で7,000件以上の求人を掲載しています。

また転職が初めてで心配という方には、当社の「コーディネーター」が企業とのマッチングをマンツーマンでサポートいたします。面接時にお伺いした希望や適性に応じてあなたに最適なプロジェクトをご提案するのでご安心ください。

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ビーネックステクノロジーズなら、自社の研修センターでものづくりの基礎から学べる

ビーネックステクノロジーズでは、東京と大阪の研修センターで約10日間の「基礎研修」で、ものづくりの基礎から学べます。研修で基礎知識を身に付けてから勤務先に配属されるので、未経験者でも安心して業務に取り組めるでしょう。

その他にも、キャリアデザインを目的としたWeb研修やエンジニア同士の勉強会も開かれているので、日々の成長にも役立つはずです。

ものづくりの仕事に向いている人の特徴

ものづくりの仕事に向いている人の特徴として、主に以下の3つがあります。

1.ものづくりが好きな人
2.新しい技術に対して学習意欲が高い人
3.諦めずにコツコツと作業できる人

自分に適性があるか不安という方は、確認してみてくださいね。

1.ものづくりが好きな人

ものづくりが好きな人や得意な人は、仕事へのやりがいを感じられるでしょう。
自分の関わった製品が世に出ることで大きな達成感も得られます。

また、ものづくりが好きな気持ちから、専門的な知識を学びたいという意欲にも繋がり、スキルアップしやすいのも特徴です。

2.新しい技術に対して学習意欲が高い人

ものづくりエンジニアに向いているのは、新しい知識や技術を積極的に吸収できる人です。

製造技術は日々進歩しており、ものづくりの技術は次々と新しいものが誕生しています。そのため、古い知識や技術のみに固執していては活躍の場を失いかねません。

業界ニュースや専門雑誌をチェックしたり、同業者の勉強会に参加したりして積極的に新しい知識を取り入れましょう。

3.コツコツと作業できる人

何があってもコツコツと作業に取り組める人は、ものづくりエンジニアに向いています。
実際に仕事内容の中には、製品や部品の組み立てやメンテンス作業など、マニュアルを活用して黙々と作業する業務が多いからです。

今の仕事や趣味の中で、コツコツとした作業が得意だったり、苦手意識が無ければ適性があると言えるでしょう。

ものづくりエンジニアに必要なスキル

ものづくりエンジニアに必要なスキルとして、主に以下の3つがあります。

1.コミュニケーションスキル
2.データを読み解く分析力
3.論理的な思考力

現職での自分の業務を振り返り、必要なスキルがあるか確認しましょう。

1.コミュニケーションスキル

ものづくりエンジニアだけではないですが、仕事をする上でコミュニケーションスキルはとても重要です。

エンジニアはチームで仕事に取り組むことが多いため、ものづくりの各工程の担当者と情報共有をスムーズに行う必要があります。

またコミュニケーションをとるのは製品に詳しい人ばかりではありません。社内の営業担当者や顧客の中にはあまり専門知識がない人もいます。詳しくない人が理解できるよう、業務や製品についてかみ砕いて説明しなければなりません。

2.データを読み解く分析力

ものづくりで安心・安全な製品を作るためには、実験結果の正しい分析が必要です。実験したデータを正しく読み取ることで、製品の問題点や改善点を明確にできます。

機能面や性能面に問題ないか、自分で判断する分析力が大事になっていくので、データを見る機会がない場合は、まず日頃からデータに触れる癖を付けましょう。

3.論理的な思考力

ものづくりエンジニアにとって論理的な思考力が大切なのは、問題を解決しやすくしたり、作業を効率よく進めるためです。

ものづくりの過程で製品の不具合が発生した際には、何が原因かを突き止め、改善していく必要があります。また、作業を効率よく進めることは、製品を大量に生産する必要があるものづくりではとても重要です。

ビーネックステクノロジーズで未経験から、「ものづくりエンジニア」に転職しよう!

ものづくりエンジニアは、未経験からでも職種によっては転職可能です。「未経験だから難しいのでは?」と感じていた方は、今回の記事で紹介した、転職を成功させるポイントを実践してみてくださいね。

ビーネックステクノロジーズでは、東京と大阪の研修センターで毎月開催している約10日間の「基礎研修」で、ものづくりの基礎から学ぶことも可能です。

転職が初めてで心配という方には、当社の「コーディネーター」が企業とのマッチングをマンツーマンでサポートいたします。面接時にお伺いした希望や適性に応じて最適なプロジェクトをご提案するのでご安心ください。

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