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- 2023/11/20
毎日がドキドキ・ワクワクの
「実験・評価エンジニア」について深掘りします!
今回のテーマは、「エンジニアの仕事内容についての深掘り」。
第1弾は未経験からも人気の高い、「実験・評価エンジニア」について
以下の流れでご紹介いたします!
・実験・評価エンジニアの役割とは?
・具体的なお仕事内容は
・1日のスケジュールは?
・未経験からの転職事例は?
実験・評価エンジニアの役割とは?
クルマやスマホ、家電、ロボットなど、さまざまな製品を普段何気なく使えるのは、「安全性」が確保されているから。その「安全性」を確保するための実験を行っているのが実験・評価エンジニアです。
例えば自動車を思い切り壁にぶつけたり、スマートフォンを高所から落下させたり…。学校の実験や日常ではありえないインパクトのある実験ばかり。ワクワクすると同時に、人々の安全を守るやりがいも感じられるお仕事です。
具体的なお仕事内容は?
【実験例1:ダミー人形を載せた衝突実験】
衝突実験では、あらゆる状況を再現して衝突テストが行われます。
例えばダミー人形を載せた衝突実験では時速150kmの速さで車両を壁にぶつけ、車両や人体への影響を調査します。
車両は特別な装置やセンサーがついたダミー人形を搭載しており、衝突した際にどんな影響があるかデータを収集し、瞬時の影響を詳細に分析。
分析したデータを開発エンジニアにフィードバックし改良を重ねていくことで、車の安全性を向上させていきます。
【実験例2:新型車の走行試験】
走行試験では、新しい車両や開発中の車両が期待どおりに機能し、安全で快適な運転体験を提供できるかを確認します。設計部署からの実験依頼に基づいて特定の道路状況や気象条件などさまざまな状況下で車両を運転し、車内の振動、騒音、エンジンのパフォーマンス、ブレーキの効果、サスペンションの応答、操縦安定性などをテスト。テスト結果は設計部署にフィードバックし、改善・改良を進めます。実験・評価エンジニアは、高品質で安全な車両を開発するために欠かせない存在です。
<その他にも豊富なプロジェクトあり!>
■自動運転/駐車支援システムの動作検証
■居眠り防止機能のブレーキ評価
■電気(EV)自動車の電気消費量テスト
■医療用ロボットの動作テスト
■家電(エアコン、冷蔵庫、洗濯機など)の性能評価
■生産設備(半導体製造装置、工作機械、搬送装置)の性能評価
1日のスケジュールは?
<自動車衝突実験の場合>
- 09:00 出社メールチェック・作業内容確認
- 09:30 日常点検テストベンチ(実験室)の日常点検
- 12:00 お昼休憩
- 13:00 実験業務実験準備や衝突テスト、備品管理
- 17:00 報告書作成報告書作成、開発者へ結果をフィードバック
- 18:00 退社職場からジムに直行
未経験からの転職事例は?
完全未経験、理工学部出身、製造、整備、別分野でのモノづくり経験など、実務未経験のさまざまな先輩が活躍中です!
22歳/前職:販売スタッフ 現在:スマホの性能テスト
身近なスマホでも、開発に携わるとユーザーがいかに使いやすいかを考え尽くされていることがわかり、新しい発見の連続です。
25歳/前職:製造スタッフ⇒現在:自動車テストドライバー
急加速や急ブレーキなど特殊な運転をして、性能や安全性を確かめています。まだ発表されてない車両を運転できる、クルマ好きにはたまらない仕事です。
34歳/前職:自動車部品の営業⇒現在:ダミー人形を載せた衝突実験
自動車部品の営業から「つくる側」になりたくて転職。ダミー人形を載せた実験は刺激ですし、新しいクルマの開発に携わることができて日々ワクワクしますね。
いかがでしょうか!
毎日がドキドキ・ワクワクの実験・評価エンジニア。
未経験から挑戦しやすいプロジェクトが豊富な当社は
あなたのチャレンジを歓迎いたします!
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